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始まりと終わり
【噛み合せ】の狂いはいつ頃から始まるか?患者さんによってまちまちです。
[あの歯を抜いてから]とか[あそこを弄ってから]とか、本人が異変に気がついてから、つまり【異変の発症の自覚】から『この戦い』が始まります。
中には、すべて天然の歯牙で歯列の完成を得ながらも、《かみ癖による顎位の狂い》に代表される様な原因で狂ったりしますが、事故でもない場合以外は、『歯・歯肉の異変』には必ず歯科医師が登場して参ります。
今回は50代半ばの女性のお話です。 問診表に記入お願いする以前に丁寧な字でA4に3枚かなり詳しく治療の経過を書いてこられました。 内容の抜粋です。

。15年4月---左上2番充填物が外れ修復、違和感を訴えると他の歯牙(主に臼歯部)
△弔い5月、転医先で『いきなり歯削られる**特に左下犬歯は5整椋錣蕕譴拭戞碧椰諭砲海虜△ら顔の歪みや 顎・首筋の痛みが出現
9垢6月、転医先でスプリント療法を受けるも症状は悪化、顎関節のクリックも出現、更に『咬合調整』として 歯を削られ、スプリントは10個くらいの試行錯誤《患者も医者もヘトヘトになります!!!!》
て映11月、転医、ソフト・スプリント療法を受ける。
ナ神23年 当院を受診****

実に発症してから8年あまりの時間経過してます。
7 右側、顎関節の様子***鮮明でないのが残念ですが関節のくぼみがフラットで自由度が高いようです(ブレやすい) 8 左側、顎関節の様子***右タイプで下顎は右にシフトしています。 □■きっかけは【歯の詰め物が外れた。】という本人には些細なことであったでしょうし、充填した後の違和感に対して充填物のみの調整なら、このような事態は発生しなかったかもしれません。今になっては判りませんが。 □■何故に臼歯の調整を行ったのか理解に苦しみます。その際、十分な審査診断をせず、又、本人の同意を得ずに 行われたとなるとこの治療行為は重大な犯罪(刑法では傷害罪を構成すると聞いています。(実際、歯を削ることは暴力ですから。)行為と、とられても弁解の余地無いでしょう。《悪意が無くてもです。》 □■スプリント療法は、『顎関節の不都合』を主眼においているため、顎関節関節円板の復位・関節の安静を図るという意味合いが強く、咬合が原因での歯牙痛・関連筋肉痛には効果は期待出来ません。(詳細は割愛します。)たとえると『膝が痛いとき、頑丈にギブス固定して歩けますか?走れますか?トイレ出来ますか?骨折なら判りますが』 □■歯牙は上下当たって働くのですが咬むだけでなく、姿勢を保ったり、喋ったり検挙にいとまが無いほどいろいろな働きがあるのですから、フルマウスのマウスピ−スでの治療はくれぐれも慎重にして欲しいものです。(極論すると、ほぼ、直りません!!症状の悪化をもたらすことも少なくありません!!) □■今回のテ−マに挙げてあります【始まりと終わり】とは、いったん顎位が狂って動き出すと、それ相当な覚悟で持って臨まないと、安易に構えていると【終わり】が来ないという、まさに福島原発の状況と酷似している点で取り上げました。 □■安易な歯科の治療に対して患者・術者双方の立場にたっての提言です。彼女もバラバラになっている身体全体からの立て直しが必要でようやく第一歩を踏み出しました。時間がかかっても復活の日を信じて、私もお手伝いさせていただきましょう!!!?!!! ☆○【悪いところを数えないで悪くないところ・良くなったところを数えて感謝しましょう!!!】   (この言葉は、私自身にも言い聞かせています。} 《備考》ブログの仕様が変わってからどうもレイアウトがうまくいきません。操作に慣れるまで少し我慢して下さい     (筆者--穐田俊二)
author:穐田俊二, category:歯の話, 09:39
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