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カリエス多発その1
【カリエス多発】と言うお話し
モデルは40台前半の男性の方です。

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歯牙の欠損は無く、歯石沈着無く、プラークコントロール良好でカリエスの
多発
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明らかな左右的偏位は認められません。前歯の突出が見て取れます。
前歯前傾・下顎後退位・上顎前突・出っ歯**色々と呼ばれます。各形態は
似ていますが、詳しくは基準を設定した上で診断が必要です。
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パノラマ・レントゲン像
歯内療法が施されている歯牙は3本のみ、それらも二次カリエスで崩壊寸前
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28本の歯牙のうち崩壊を免れているのは下顎の前歯3本のみ。その他の
歯は歯随神経の処置が必要なほどのカリエス
果たして【歯磨き不足】が主な原因でしょうか?????!!!!!

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左側面観です。6番がボロボロになっているのが判ります。

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右側面観で、同じく6番がボロボロです。前歯部が突出していますが、前方傾斜しているわけではありません。下顎前歯部とはかなり位置がずれていて
普段に接触しておりません。
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左顎関節のレントゲン像 
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右顎関節のレントゲン像 左右いずれも関節顆頭は後退位に無く顎関節のみの観察では異常無く病的で無いと判断できます。(厳密に言えば右の関節顆頭はバックしていて左は前方に位置しているので右偏位の状態です。)
即ち、この症例の顎は上/下顎骨体の成長バランスが異なる為に生じたものと考えられます。所謂【骨性反対咬合≒受け口】の真逆症例と考えられます。このような例は、希ではなくて時々見受けられます。(1人/500人ほどの頻度でしょうか?正確なデータが無くて申し訳ありませんが。)
カリエスでの歯冠崩壊が生じた際の咬合の再構築に問題が起きやすいので
要注意なのですが(どのような場合でも歯の治療は安易な取り組みをするものでは無いのですが。)、この話の続きは次回に更に詳しく展開されます。
author:穐田俊二, category:歯の話, 09:45
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