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終章・咬めない・眠れない
少し間が開きましたが、前回の続きです。
この患者さんはどうして【咬めない・眠れない】状況に追い込まれたのでしょうか?事の発端は『上の歯に隙間ができたので』ということであったとの本人の話でした。《正中離開といいます。》
前歯部の離開は、〇周炎で下顎の前歯が上の歯を突き上げるのが原因で生じます。発育期では『指しゃぶり』8せガイドの不備から、左右の顎運動時に絶えず上の歯をしたの歯が《のれん払い》する場合け歯のストレス
から下顎が前方に突出するような異常な運動の結果生じる場合等々色々考えられます。サキソフォンなどのリード楽器を長く吹いているプロやパイプ常用者などの様に大きなものを永年前歯で咥える場合でも、正中離開は殆ど
起こりません。

恐らくこのケースでは臼歯部と犬歯ガイドに問題があって正中離開が生じ
安易に治療に取りかかったため『負の連鎖』が起きてしまい。口腔内環境が
崩壊してしまった症例の様に思えます。《前々回・前回の写真を参考にしてください。右の犬歯ガイドが手つかずの状態です。》

☆▽▼★【予防法】
^属廚忙牙をいじらない。⊆N屠,粒稜Г鬚靴毒柴世できない場合は
セカンドオピニオンを求めてみる。8せガイド・前方ガイドとかの事前
審査をする先生に掛かる。ぢ腓な修復は慎重にする。タ拡を無理に追求しない方がヤケドが少ない。ァ擲み合わせ】治療を行う場合は術者は必ず基点・基準を設定して治療に望む。(その部分は触らない。つまり最悪の場合元に戻れる可能性を残す)高額な治療は慎重に臨む。С楷慇瓩壊れると、負の連鎖が始まり止まらなくなるのでくれぐれも注意してください。

この写真は2007/11の頃のもので【連立方程式】と題して発表した
患者さんの術前写真です。

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足掛け11年掛かって【仮歯】も痛みや不快感が出て嫌がっての来院でした。




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約半年かかってここまで修復が進みました。

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左上の犬歯は、随分以前に【八重歯即ち不要の歯】として抜去されてしまい。その後歯牙移動によってスペースが閉じてしまった典型例です。
何度も言いますが『歯牙欠損の閉鎖歯列』は非常に良くないというのが私の主張でして、この患者さんは妙齢の主婦の方ですが審美性に涙をのんでいただいて保険適応でないメタルスプリントを使っていただいております。
 体調の方はかなり良くなられたみたいで、前回の咬合調整での来院後、
感謝の辞をコッソリと残されて帰られました。良かった!良かった!!
 この【咬めない・眠れない】で登場された患者さんは残念ながら諸般の
都合で治療が、中断しております。又、機会が有れば『その後』のお話しも
させていただきたく思っています。
author:穐田俊二, category:歯の話, 15:44
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